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5884
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非公開
誕生日:
1958/08/04
職業:
人間
趣味:
ワイン
うさぎ
日替りマリーやん
by あるある健康
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りばーし


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愛猫のステファニーがときどき帰ってこない夜があった。
心配になりながらも、いつも満ち足りた表情で帰ってくるので、なんだかとても不思議に思い、首輪に手紙をくくりつけてみた。

「時折お世話になっているかと思います、ステファニーの飼い主の渡辺です。どこでお世話になってるのでしょうか?電話番号は・・・・よろしければお返事のお手紙かでんわください。」

さっそくステファニーが帰ってこなくなった翌日の晩、家の電話が鳴った。

「あの、すいません、猫ちゃんの件で・・・・。近藤といいます」
その声は、ウグイス嬢のような素敵な声だった。
「どうもどうも、どちらにお世話になってるんでしょうか」
「青葉マンションの3階ですが。」
「えっ」

驚いた。我が家の下の階だったのだ。
さっそく人形焼を手土産に、近藤さんの家にいってみた。

玄関から出てきた彼女は、天使のような微笑をする美女だった。
「すいません、ステファニーちゃん、うちのダイちゃんととっても仲がいいんです。それで通ってくるようになって。」
家の中では、ステファニーが綺麗な白い猫と寄り添って寝ていた。
「ほんとだ、仲良しなんですね。これ、お土産です。」

彼女がお茶を入れている最中も、二匹はじゃれあったり寄り添ったりしていた。

「なんだか、相思相愛って感じで、見ていてうらやましいわ。」
彼女がため息混じりにつぶやいた。せつなげな表情だった。
「おひとりなんですか。」
彼女はうなずいた。うっすらと目には涙が。
僕は思い切って言った。
「じゃあ、僕たちも、猫ちゃんと同じように、相思相愛になりませんか。」
彼女の小さな肉体を、思わずギュっと抱きしめた。
猫よりもたよりなげに、彼女は僕に身を、ゆだねてきたのだった。

ステファニー、今夜は邪魔するんじゃないぞ!!!

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智子は高校で美術を教えるようになって3年、デートの時間もできないほどに忙しい毎日だった。
その日も、3年商業科の高野君の放課後の補習の準備で忙しかった。

「先生」
「あ、高野君、絵はどこまで進んだのかしら??」

高野は3年の生徒で、絵がとても得意だった。正直な話、こんなに得意なのにどうして補習が必要なのか、智子にはわからなかった。

「先生、おれ、先生をモデルに画を描きたい!!」

智子の心が、キュン、と音をたてた。
君の絵を、描きたい、そんな言葉を言われたのは初めてだったからだ。

智子は机の上でいろいろなポーズをとり、高野に描いてもらった。

「そうねえ、体の線がちょっと、ぎこちないかしらね・・・」
智子は完成した絵をみてアドヴァイスをした。
「体の線ですか?」
「そうなのよ、高野君は女の人の体を見たことがあるかしら?」
「それは・・・・まだ・・・・・」
高野は、顔を紅潮させて目をそらした。

「ほら、さわってごらんなさい。」
智子は高野の手を取り、自分の体にあてがった。
「・・・・・・先生!!!」
「もっともっと、私を、描いて!!」

「これが女の、体の線よ!!!」
智子はパンティーまですべてを脱いで、机の上に乗った。

あわてて、高野もパンツを脱ぎ、机にとびのった。
「だめよ、絵を描いてからよ!!」
「先生、触ってみないと、絵をかけません!!」
「・・・・・そうね、どんどん、さわりなさい!!!」

高野が、世界の誰もが知る画家となって巨億の富を手に入れるのは、それから40年後のことだった。



せっかくのイブだというのに、お人よしだった僕はバイトに入る羽目になってしまった。
カノジョに悪いことしたよなー、テニスサークルのコンパに行くっていってたから寂しい思いをしないでいてくれるんだろうけどね。

僕のバイトするレンタル・ビデオ屋は、住宅街の真ん中にあるせいかお客さんがひっきりなしにきていつもはとても忙しい。
でも、イブの夜はぜんぜんお客さんがこないんだ。

「いらっしゃいませ」
今日三人目のお客さんは、まるでフェレットみたいな顔をしたとってもかわいい女の子だった。
あんなかわいい子がひとりでイブの夜に、どんなビデオを借りるんだろう・・・・
ふわりと通り過ぎた髪の毛からは、セッケンの香りがして、ぼくはなんだかくすぐったい気分になった。
やがて、その子はビデオのケースを抱えてレジへとやってきた。
会員証を見ると「ユキコ」という名前らしい。ユキコちゃん。かわいい名前だ。
全部で三本。

2010年
恋する惑星
破廉恥女教師ーイってしまいなさいー

3本目のタイトルをみて、僕は困惑してしまった。これはアダルト・ビデオじゃないか!!

だけど、どんなお客さんにもそんな困惑を顔に出さずにスマイルで接しなきゃね!
そうしたらユキコちゃんがいったんだ。
「あの・・・・これ・・・・いっしょに見てもらえませんか?」
「へっ?」
「わたし、こういうのぜんぜんみたことなくて、ともだちの話にもついていけないんです。でもひとりでみるのがこわくて。」
な、なんと、こんなかわいい顔をして、レクチャーのためにアダルト・ビデオを借りるなんて!!
ユキコちゃんはまだ高校生なんだそうだ。
そして僕は言ったんだ。
「ビデオじゃ、ぼやけていて見えないよ、どうせなら本物を見たらどうかな?」

それから二時間後、僕はユキコちゃんのマンションにいた。お父さんもお母さんもお仕事でいないんだって!
僕はすべての服を脱いで、彼女の前に立ったんだ。
「これが・・・・男の人の・・・からだ」
僕のオチンチンをおそるおそる触った。
「硬い・・・・・オシッコは上にとぶのかしら?」
「今は大きくなっているんだよ。ユキコちゃんがかわいいからね」
僕はやさしくレクチャーした。
「ひとの体ってとても、不思議なのね・・・・。」
ユキコちゃんもいつのまにか服を脱いでいた。
「女の人のからだについても、先生、教えてくれませんか・・・・・。」

それからのことは、コンパにいってるカノジョには、ナイショだよ!!

その後、人間の体にすっかり魅せられたユキコちゃんが、20年後に世界をアっといわせる天才外科医になったことを、僕は知るよしもなかった。



「私、荒々しい人が好きなの」
彼女がそう言ったのを俺は聞き逃さなかった。
それは年末、彼女が所属するサークルの忘年会に、一般人のふりをして同じ居酒屋に潜入し別のテーブルからずっと聞いていたのだ。
荒々しい人・・・・
それはいったいどんな男になるのだろうか。

ある夜、寒い中、彼女の帰り道で俺は待っていた。
ガウンの下はほぼ裸、ブリーフしか履いていない。きっとこの荒々しい男である俺の姿に、彼女はイチコロさ。

彼女は11時45分くらいにここを通過するはずだ。
外は凍てつく空気につつまれ、やがて小雪がちらつき始めた。地面は凍結している。

彼女がやってきた。
まさに俺の前を通り過ぎようというとき、彼女は足をすべらせ転倒した。
あぶない!!!

俺は夢中で走り、彼女の体を受け止めた。俺の顔は彼女の尻に埋もれてしまった。
そのまま二人は、氷の上を滑っていった。

どのくらいの時間が経過しただろう
気づいたら、俺は病院の待合室にいて、彼女が目の前にいた。
「大丈夫・・・ですか?」
頭を強く打って気を失っていたらしい。
「北国育ちだからスケートは得意なのさ」
俺は荒々しく言った。

そして彼女は言った。
「助けていただいてありがとうございます。」
「気にすることはないさ」
俺は荒々しく言った。

「どうしてそんな格好だったのですか?」
ブリーフ一枚にガウン。俺はその格好のまま寝かされていた。
そうだ、言わなければ、ブリーフの中には彼女への思いを綴った手紙があるはずだ。
俺は夢中でガウンをはだけた。

そこには、彼女を目の前にしてすっかり元気になってしまった俺のあそこが、大きなテントをはっていた。

「キャッ」

彼女は真っ赤な顔をして恥じらい、目を逸らした。

そんな俺たちが、冬季オリンピック・ペアのスケート競技で金メダルを受賞したのは、それから3年後のことであった。



料理教室も3回目となると、高橋の包丁をもつ腕も安定してきた。
今日のメニューは「胡麻プリン」と「ワンタン麺」そして「五目チャーハン」だった。

ユカリ先生がテーブルの間を巡回しながら、皆の包丁さばきにアドバイスをしている。
やがて、高橋のテーブルにユカリ先生がやってきた。

ユカリ先生の足が高橋の真後でとまる。
高橋はそのふくよかな胸を背中のあたりに感じながらニンジンをきざんでいた。

「アッ」

高橋の手がすこし震え、親指を間違えて切ってしまったのだ。

「たいへん!」

ユカリ先生は高橋の親指をくわえ、ちゅうちゅうと吸った。
この舌使い・・・・・まさか・・・・・

「高橋さん、ちょっと別室で手当てをします。」

そうして高橋は、ユカリ先生に指をくわえられたまま、公民館の和室へと連れていかれたのだった。

「キャッ」
和室の入り口で立ち止まったユカリ先生のお尻に、高橋のいきり立ったいちもつが突き刺さった。
「先生・・・・・俺は・・・・・」

高橋が料理の腕をあげ、世界の誰もが名を知る、フレンチの巨匠となったのは、その後のことである。



九兵衛は苦悩していた。
数日前に、下駄屋で目撃した光景が忘れられなかったのだ。
あれは、八っつぁんの醤油屋の三番目の娘、やんちゃな娘のはずなのに、下駄屋で下駄を試すその足が、白くてふくよかで忘れられないのだ。
ああ、あの足を舐めまわしてぇ
娘の足のことを考えると、股間がカチカチになってしまい、ただ夢想にはげむしかなかった。
九兵衛は日がなそんなことばかり繰り返し、剣の稽古もおろそかになりがちだった。

「お父上様、何でございましょうか。」
あまりに怠惰になってしまった九兵衛は、父に呼び出されていた。
「剣の稽古をなまけているそうじゃな」
「父上・・・私は・・・・武士ではなく、下駄を作りたいのだ。」
「九兵衛・・・・。」

その日から、下駄職人としての九兵衛の毎日が始まった。九番目の子供であるから、武士を継がないで職人になってもよいと父の愛情がそうさせたのであった。

「いつか下駄をつくって・・・・・あの娘の足を・・・・。」

九兵衛はその思いが強く、上達も早かった。

数年後、すっかり大人になった九兵衛が、小さな下駄屋を町に開いた。最初は屋根もない露店だった。
九兵衛は下駄を作りながら待ちつづけた。娘を。

九兵衛の下駄はたいへんつくりがよかったため、どんどん店は大きくなっていった。
醤油屋にまでそのうわさが広がるのはあっという間だった。

そしてある日、娘がやってきたのだった。

「へい、らっしゃい。」
九兵衛が顔を上げると、そこにいたのは娘だった。
「あたいに似合った下駄をちょうだい。」
目の前に差し出された、娘の白い足。
そうだ、これがずっと夢見ていたあの足だ・・・・・九兵衛はおそるおそるその足にそっと触れ、唇を押し当てた。
「九さん・・・・どうしたっていうんだい・・・・アッ。」
娘の体が波のようにうねる。九兵衛は娘の足を舐めつくし、そして太股へと手を這わせた。
「私はずっと・・・・あなたのことを・・・・・。」
「九さん・・・立派な職人になって・・・・。」
娘のやわらかな手が、九兵衛の尻をぐっとつかんだ。
そして、九兵衛と娘は結ばれたのであった。

九兵衛の店はそれからも拡大を続けた。天才下駄職人としての彼の名は、日本全国をかけまわったのだった。

そしてはるか数百年後の現在、展開しつづけた九兵衛の店は、世界中の誰もが知っている、世界のどこにでもあるあの靴屋となっているのだ。
人に、歴史あり。靴屋に、歴史あり。



「キャッ、鍵が開かないわ!」

マンションに帰ってきて私はとってもびっくりしちゃった。思わずしりもちをついてしまったの。
どうやら、おうちの鍵をなくしてしまったみたいなの。バッグに入っていた鍵は誰のものなのかわからないわ。
なにしろ私のマンションの鍵穴には少しもフィットしないのだから。
中では私の大事なペット、「ドンキー」の声が聞こえる。

だから私は、タウンページで鍵をあけてくれるサービス会社を探すことにしたの。ケータイ・モバイル最前線の世の中でも、やっぱり電話帳は最高!!!!
私は、家からとても近い「鍵のミラクル・スペースマン」に電話して、きてもらうことにしたわ。
待つこと36分、彼がやってきた。

「どうも、お待たせしました。」

マングースのようなつぶらな瞳に、ちょっと伸びた無精ひげ、フサフサの腕の毛に、私はハートを盗まれそうになってしまったわ。
たった3分くらいで、作業は終わり!すぐに鍵が開いたの。
ほんとうにミラクル・スペースマンだわ!!!
私は彼を自宅に招きいれ、オレンジ・ペコーを一緒に飲んだわ。

「ありがとう、おいくらかしら」
「まだ、オプション・サービスが済んでないのですが・・・・・。」

オプション・サービスって何かしら?私、そんなもの聞いてないわ!!
「オプションって?」
「それは・・・・・。」

彼は私の小さなおっぱいを、ギュっとつかんで言ったの。

「あなたの、体と心の鍵を、開けてないのです!!」
「キャッ」
彼の立派なたらこ唇が、私の口をふさいでしまったわ。そして、彼の大事な部分はとっても固くなっていて私のおなかに突き刺さったの。
もう、それからは彼のなすがままになってしまったわ。
彼のおおきな笠地蔵が、私のメルティング・スポットをなんども突き刺したわ。

「鍵のミラクル・スペースマン」が、鍵のオープンつきのデリバリーボーイのお店だって知ったのは、彼が何度もフィニッシュを迎えてからのことでした。
また、鍵をなくしたら、きてくれるかしら??



7年ぶりだろうか、男がこの町に降り立ったのは。

駅前の喫茶店「鳥のさえずり」は健在であることにほっとして、胸をなでおろしながら男は店内へと足を踏み入れた。
「いらっしゃいませ」
店主のヨリコの声が響く。
「これも7年前と変わっちゃいないな・・・・・。」
男は懐かしい思いにかられていたが、ヨリコを見てはっとした。

「おひとり様ですか?」

こちらに歩み寄ってくるヨリコは、男が知っている彼女とは違っていた。
なにしろ・・・・男よりふたまわりも年下であろうか、まだ高校生くらいの若い娘だった。
男は唖然としてヨリコを見つめていた。
「どうしました?」
「いや、なんでも。」
ヨリコはいつのまにこんなに若返ってしまったのか。男は信じられない思いを胸に、あたたかなシートに腰をかけた。

店内は小さな音でジャズが流れていた。客は男ひとり。
「コーヒーになさいますか」
ヨリコらしき店員の問いかけに、やはり何も答えられずに男は彼女の顔を見つめていた。
「あの・・・・・。」
「あ、すまん、バナナジュースをひとつ。」
男は大好物のバナナジュースを注文した。しかし、彼女を見つめる目線をそらすことができなかった。
「どうなさったんですか。」
「ヨリコさんですか。」

彼女はまた驚いた顔をした。

「ヨリコは・・・・私の母です・・・・。」

男は思わずうなった。そうか、もう娘がこんな年なのか・・・・。ヨリコはどこへいったのだろうか。まさか・・・

「ヨリコさんはどうしたんですか。」
聞いてはならぬと思ったがつい口が滑ってしまった。悲しいニュースなど聞きたくないというのに・・・・。

「呼んできます。」
ヨリコの娘は店の奥へと走っていった。
ヨリコ・・・・生きているのか・・・・・・遺骨や遺影が出てきたらどうしたらいいのだ・・・・
胸が高鳴る。

そこへ、ヨリコがやってきた。また信じられない。さっきの娘と同じくらいの若さだ。
「芳蔵さん!!!」
ヨリコの声だ。
「どうしたんだ、ヨリコ・・・・。」
「ヒアルロン酸注射をしたら若返ったのよ!」
「きれいだ・・・・。」
「バナナジュースを頼んだのかしら?」
「そうだ、変わっちゃいないのだ。」
「芳蔵さんのバナナジュースが飲みたいわ」

そう言うと、ヨリコは男のズボンをあっという間に脱がせ、男のバナナにむしゃぶりついたのだった。

「よかった・・・・この町に帰ってきて・・・・。」
男は、快感に身をゆだねながら、そう思ったのだった。






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