料理教室も3回目となると、高橋の包丁をもつ腕も安定してきた。 ユカリ先生がテーブルの間を巡回しながら、皆の包丁さばきにアドバイスをしている。 ユカリ先生の足が高橋の真後でとまる。 「アッ」 高橋の手がすこし震え、親指を間違えて切ってしまったのだ。 「たいへん!」 ユカリ先生は高橋の親指をくわえ、ちゅうちゅうと吸った。 「高橋さん、ちょっと別室で手当てをします。」 そうして高橋は、ユカリ先生に指をくわえられたまま、公民館の和室へと連れていかれたのだった。 「キャッ」 高橋が料理の腕をあげ、世界の誰もが名を知る、フレンチの巨匠となったのは、その後のことである。 PR 九兵衛は苦悩していた。 この白けた空気を打破する術を考える。 もちろん素人にどうにか出来る代物ではない。 外は白い雪が降っているというのに アイスコーヒーを頼むなんてどうかしている。 しかもたっぷりとシロップなんか入れて。 四六時中考えた結果がこれか。 誰もお前の苦労なんて知ろうともしない。 白々しいため息なんか要らない。 目を白黒させても無駄だよ。 お前に白羽の矢が立ったのだ。 嗚呼、白いギターが欲しい。 「キャッ、鍵が開かないわ!」 マンションに帰ってきて私はとってもびっくりしちゃった。思わずしりもちをついてしまったの。 7年ぶりだろうか、男がこの町に降り立ったのは。 駅前の喫茶店「鳥のさえずり」は健在であることにほっとして、胸をなでおろしながら男は店内へと足を踏み入れた。 「よかった・・・・この町に帰ってきて・・・・。」 明けましてオメデトございます。Sの5884です 紅白出れるようにスケジュールあけといたんですが 呼ばれませんでした 餅を喉に詰まらせぬようビーケアフルですよ 今年も5884をよろしくおねがいします 5884の今年の目標(勝手に立ててみます) ・台湾でライブをする ・メンバー四人でイタリアンを食べにいく ・中華街を豪遊する ・DVD作成 ・ブログ書籍化 以上です Copyright © [ 5884の悪運天国無法地帯 ] All Rights Reserved. http://5884.blog.shinobi.jp/ |